従来、企業や製品のイメージやポジショニング、あるいは消費者のニーズを探るためには、
定性調査、定量調査などに多大なコストと期間が必要でした。
しかし、現在ではネット上に調査データ量を上回る消費者目線の口コミが発信されています。
ネット上に日々発信される企業、ブランド、製品に対する口コミ・ユーザーレビューを収集し、
・「テキストマイニング」と
・「多次元尺度構成法(MDS)」
という解析手法で分析。
低コスト・短期間でマーケットにおける自社や製品のポジションを把握し、戦略策定に活用可能です。
・価格.com
・教えてgoo!
・yahoo!知恵袋
・食べログ
・Facebook
・Twitter
・2チャンネル
など、代表的な口コミサイトを巡回し、キーワードを含む口コミを収集。
テキストマイニングによって
競合内ブランドポジションを分析したレポートを定期的に提供いたします。
口コミやユーザーレビューには独特な言い回しや、特殊文字等が多用されています。
これらを整形加工し、分析に適した発言リストとしてレポートいたします。
テキストマイニングの基本は形態素分析と係り受け分析と呼ばれる分析にあります。
この分析によって、文章をキーワードや良い・悪いといった評価に分解することが第一歩です。
キーワード別の出現頻度やテキスト内容の良い・悪い自動評価レポートはもちろんのこと、
次のステップの分析のためのキーワード・マトリックスをレポート化して提供いたします。
キーワード・マトリックスを多次元尺度構成法などの多変量解析にかけることで、ブランドポジションを2次元にマッピングします。
下図は家電各メーカーの口コミをキーワードに分解し、キーワード間の同時出現回数を元に相対距離を分析して、
2次元空間上に配置したマップの例です。多次元尺度構成法または数量化W類といわれる分析手法を用いています。
AというキーワードとBというキーワードが同じ文章に多く出現していれば近くに、出現が少なければ遠くに配置。
軸は相対距離を表すもので、数値が高ければ良いといった評価ではなく、離れれば離れるほど「独自性がある」といった評価になります。
各メーカーの周辺に出現しているキーワードを大きくまとめると白ヌキのイメージになります。
左下のメーカーを考える場合、現状は「速いが、地図が見づらい等、やや使いにくいイメージ」を持たれています。
ただし「スマホとの連動性」などは高く評価されていることから、これらの評価はそのままに、
右下のメーカーの位置=「楽しい」方向にポジショニングすることで、
さらなる差別化が図れる可能性があります。
一般的には、3つのステップを踏んで分析します。
@独自性のある、他社と差別化可能なキーワードを発見する
A自社・他社の現状のポジションを評価する
B競争力のあるポジションを決定し、そこへ導くプランを策定する
上記のケースでは、
@まず「楽しい」という差別化キーワードを発見
A今までは、一部製品のみ「楽しい」と評価されている現状を把握
B今までのブランドコンセプトに「楽しい」を付加し、新商品投入でアピールする計画を立てる
といった流れを取ります。
ネット上に日々発信される企業、ブランド、製品に対する口コミ・ユーザーレビューを収集し、
テキストマイニングを行うことによって、ブランドポジション・レポートを毎月提供いたします。
●月額費用 10,000円〜(税込価格)
※企業名、ブランド名、製品名など1つのキーワードあたりの価格です。
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